岡山から下関へ 
115系・JR西日本サイトより転載

  夏休みのある朝早起きすると、宇野線の無人駅から各駅停車に乗って、下関へ向かった。途中の乗り換えは3回、計4本の列車に乗る。乗り換えは 1岡山駅、2岩国駅 3徳山駅−である。かかった時間は、全7時間38分、やっと下関に着いた。普通は新幹線利用で3時間足らずであるから、約2.5倍の時間を要した。これには訳がある。妻は韓国行きが決定してから、「どうせだから<青春18切符>を使って快速と鈍行で 行きましょう」と言いだしたのだ。私はそんな切符があることは知ってはいたが、詳しいことは何も知らなかった。調べてみると、「一定期間内に11500円で5回分または5人分、発駅からその日の夜中の12時まで使えます」という。つまり私たちでいうと、夫婦で下関に行き、別の日に2人で岡山へ帰ってきて、残りの一枚で一日一人が好きなところへ行けるのだ。一人一回が2000円ちょっとである。もし岡山‐下関を普通切符だけで行くと一人6300円、新幹線で行くとなると、一万円近くなる。要するに四分の一の料金になる。私たちは二人とも「コスト・パフォーマンス」にこだわるひとなので、この「提案」は説得力があり、あっさり同意することになった。

       
 
JR西日本のホームページサイトより(部分抜粋)   

 「青春18きっぷ」は18歳の方に限らず、青春真っ只中の方や青春を、 いつまでも持ち続けていたい方ならどなたでもご利用いただけますので、 お一人の5日間のご旅行や5人グループの日帰り旅行などに、ぜひご利用ください。

 ● JR全線の普通列車の普通車自由席及び宮島航路が乗り降り自由なきっぷです
 ● 1枚のきっぷで5回または5人までがご利用いただけます。お一人で5日間の
   ご旅行や5人グループで日帰り旅行など、使い方は色々あります。
 ● おねだんは、1枚 11,500円です。
 ● 年令制限はありません。どなたでもご利用いただけます。