ペトラ遺跡(ヨルダン・世界遺産)

古代ナバテヤ王国は千七百年の眠りから覚めた

Visiting UNESCO's World-Heritage, PETRA Ruins, Jordan


<シーク>


長い間水に浸食されてできた通路(シーク)脇には水を通す水路が作られていた  シーク入り口では古代ローマ兵に扮した一団がパフォーマンスをしていた(トップ写真)





こういうシークの道は約1.5kmつづく





シークの道は歩くにつれて岩の色が少しずつ変化してゆく





岩の道を歩く人の国籍は多種多様 当然だがヨーロッパ系がいちばん多い










岩の形も変化するので見飽きない





「ナバテヤ人のダム」 彼らは古代から水を管理していた文化度の高い人たちであったという





時々馬車や客を乗せたロバが通りすぎる






とつぜん岩の隙間から映画「インディ・ジョーンズ」にも出てきたエル・カズネ(宝物殿)が現れる





目の当たりに聳えるエル・カズネは感動的である





人の高さと比べると岩をくり抜いたエル・カズネの大きさが分かる


<アウター・シーク>


岩を切り抜いた建造物は驚くほど高い(ファサードの通り)





居住区





ローマ劇場 他所の劇場とは異なり巨大な岩を削って作られている





クブタ山をくり抜いた宮殿墳墓





同王家の宮殿墳墓 下は岩の切り抜き、上は石を積み重ねた最大の墓





岩肌の模様が美しいシルク墳墓





ローマ様式が見られる150mの「列柱通り」 神殿、宮殿、浴場、市場などがならぶ





「列柱通り」西端のテメノス凱旋門 当時の規模が想像できる





「カスル・エ・ビント」 ナバテヤ人の主神を祀った神殿





山腹から見下ろすレストハウスと小博物館(建物左端) ここが通常コースの終端





山腹から見下ろすレストハウス奥の岩肌と他所に続く谷間の道 水の浸食力がよくわかる 至る所に洞窟が存在する





レストハウスから「エド・ディル」に向かう 急な石段を登る 通常は約一時間だというが、因みに筆者は写真を撮りながら約三十七分で頂上まで上がった





石段の脇はこの様な斜面である





客のいないロバは所在なさげである





岩の切り抜きが開けると「エド・ディル」前の広場 小さな茶店の奥の小高い丘が山頂部(標高約1000m)





「エド・ディル」 当遺跡最大の建造物で「エル・カズネ」よりも大きい





「エド・ディル」前の広場 ナバテヤ時代からあるという





「エド・ディル」からさらに30mほど上がると頂上部 小さな小屋があり現地の人が楽器を弾いていた 小屋には英語で「ペトラでいちばん見晴らしのよい場所」とある





頂上部からの景色 遠くまで裸の岩山が続く



GoogleMap ペトラ(Wikipedia)

 TourTop
    
(C)2010 All Rights Reserved by Kenji Kakehi,
Location: Lebanon, Syria, Jordan, Sep.16-25, 2010 Camera: CANON EOS50D, SONY F828 & Olympus Myu830