大山隠岐国立公園 天台宗 三徳山三佛寺 2015 (鳥取県三朝町)



「日本一危険な国宝」 「日本遺産認定第一号」 三徳山三佛寺奥院(投入堂) 平安後期建立





道路から受付所に向かう階段 左が現代の物で右が歴史的階段





三徳山三佛寺受付所 入山料400円 投入堂参詣は+200円





三徳山三佛寺塔頭 輪光院





塔頭 輪光院 右は「百八煩悩転生大念珠 下に引っ張るとカチカチ音がする





三徳山三佛寺塔頭 輪光院の十二支干支別小僧像










水琴窟 右のひしゃくで水を汲み中央下の石像にかけると爽やかな音が出る





不動明王と薬師菩薩





当寺の住職が彫ったという石像「だんだん菩薩」





宝物殿 国宝・投入堂の正本尊である木造蔵王権現立像も展示される 一見の価値がある (入場無料・館内撮影禁止)





長い歴史で摩耗した石段 たいへん歩きにくい





三徳山三佛寺 本堂 (江戸時代天保期)





本堂 山号額



本堂内部





境内の説明板 役行者(エンノギョウジャ)に始まる日本独自の山岳宗教(修験道)と真言密教の深い結びつきを感じさせる寺である





境内掲示の案内地図板


<投入堂参詣(入峰修行)の手順>

本堂裏の事務所で「登山届」を記入、靴などをチェックされ、200円を払う 輪袈裟を貸与され首に架ける



<投入堂参詣(入峰修行)希望者の心得>








参詣道下部は古い杉の大木群に囲まれている





投入堂への門に掲示の諸注意





宿入橋 ここから投入堂への領域に入る





宿入橋先の「穢れた不浄の輩は登山できない」旨の表示石





いきなり急斜面が現れる





野際稲荷堂 (江戸時代中期)





かずら坂





かずら坂 上がるには少々の腕力も必要だ





かずら坂 足下をしっかり見ながら上ってゆく





粘土質の坂は晴れた日でも滑りやすい





苔の上も滑りやすい





くさり坂 法螺貝をもった山伏姿の若者の一団が登ってゆく





くさり坂 つかまる物が少なくもっとも急な難所である





文殊堂(室町時代・国重文)脇の鎖坂 鎖は意外と短い





岩場は脆い岩でできている





岩場の急斜面を恐る恐る下りてゆく





地蔵堂(室町時代・国重文) これも山の急斜面に立つ足の長いお堂である ここからの景色は広大で素晴らしい(下写真)





地蔵堂からの光景 紅葉は始まったばかりである










滑りやすい急な岩場 上に鐘楼堂が見えてきた





鐘楼堂 (江戸時代初期) 鐘突の手順は1合掌、2鐘一つ、3合掌





幅の狭い「牛の背」「馬の背」 滑り落ちて負傷した者もいるという





「牛の背」「馬の背」を登り切ると巨大な岩塊が見えてくる





大岩の下部脇に見えてきた納経堂(右)(平安時代) 左奥は観音堂





岩壁の窪地にある観音堂 (江戸時代前期)(県文) 右の裏側をまわって進む





観音堂奥にある元結掛堂 (江戸時代前期)(県文) この先を右に曲がると投げ入れ堂が姿を現す





振り返ってみる元結掛堂(左)と観音堂(右) 岩壁の洞窟内にある様子がよく分かる





国宝 投入堂(左)(平安時代後期)と不動堂(右)(江戸時代後期) 投入堂左奥に愛染堂の一部がのぞく





国宝 日本遺産 役小角(役行者)縁 投入堂 慶雲三年(706) 「世界遺産」登録への運動が進んでいる





同 投入堂 平安時代後期から長年の風雪に耐えた姿に心が打たれる








(外部リンク)三徳山三佛寺公式サイト



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