世界遺産・ミルフォード・サウンド ニュージーランド
April, 2015
ミルフォード・トラックとルートバーンを歩く
DAY 7 ミルフォード・サウンド→(フィヨルド観光船)→ミルフォード・サウンド→(バス)→テ・アナウ→(船往復)→「土ホタル洞窟」→テ・アナウ(泊)

マイター・ピーク・ロッジから望むミルフォード・サウンドの早朝 雲の動きが早い



ホテルから歩いて湾沿いの小径を歩いて右奥のミルフォードの埠頭に向かう 湾の向こうに雲が掛かったマイターピーク峰が聳える



マイターピーク峰(マオリ名:ラホトゥ)「男性の山」といわれる 海から突き出た正味1682mの島(山)



ミルフォードの埠頭で待機する観光船 左が私たちが乗った船



昨日サンドフライ・ポイントからここミルフォードに来た船も係留中



船上からミルフォード埠頭(下正面)を振り返る 左手山壁にはボウエン滝(リレ・ヒネ・テ・アワ)が見える この滝は雨が降らなくてもある二つの滝の一つ



世界自然遺産:ミルフォード・サウンドの雄大な景観
→See参考内部リンク:ノルウェーのフィヨルド Fjord in Norway




垂直に屹立する岩壁 硬い岩だという



後続の観光船 どの船も立ち寄る場所はだいたい同じである



観光船は前進後退しながら細い滝の落下点前まで近づく スキッパー(船長)の腕は流石だ



ノールウェーにも劣らない雄大なフィヨルド地形 低い流れる雲がすてきである



日が射すとフィヨルドの雰囲気が変わってくる 雲が生き物のように動いてゆく デッキから見ていて飽きない



ダイナミックだが繊細なスターリン滝 この滝も雨が降らなくてもある二つの滝の残りのひとつ



スターリン滝の下部 飛沫もすごいが、その美しさに見とれてしまう滝である



船内から同滝をみる人々



北半球ノルウェーのフィヨルドを知る者も「南半球のフィヨルドもなかなかのものだ!」といわざるを得ない



群青の海、深緑の木々、低く棚引く雲もここの魅力である 北半球ノルウェー・フィヨルドとの大きな違いは人間の生活(村、教会、牧場)が見えないことだ



先ほど登場した美しい滝のひとつ ボウエン滝(マオリ名:リレ・ヒネ・テ・アワ:小川の少女の滝)



フィヨルドと滝に見とれて約1時間半後、またミルフォードに帰着 乗客全員が満足顔である

その後バスに乗って、長い時間かけて作られた「
ミルフォード・ロード」を通ってテ・アナウ(本日宿泊地)に移動



テ・アナウ湖の遅い午後の風景 湖面を吹き抜ける風はかなり速い カイトがくるくると踊る



テ・アナウ湖脇の解説板 全長65km 面積344平方km 大洋州で淡水湖としては最大 湖面は海抜202m・・とある



なんとテ・アナウ湖畔に「うどん」があった  Wow ! "Udon" in the Southern Hemisphere !



テ・アナウの街角 落ち着いたこぢじんまりした町である これは土産物店 正面の像は絶滅した鳥「タカヘ」、実物大らしい
なんと先住民が食べ尽くしてしまったという 写真外左側の湖岸埠頭から「土ホタル洞窟」への船(下写真)が出ている



テ・アナウから土ホタル洞窟間の往復に乗ったカタマラン(双胴ボート)


夜にテ・アナウ対岸の「
土ホタル洞窟」見学 (洞窟内撮影禁止)


土ホタル洞窟は内部撮影禁止のため、付属の展示館の展示写真を許可を得て撮影
虫は光を出す真珠の首飾り状の物体を作り、それにに引きつけられくっついた虫を捕食するという




土ホタルの成虫(キノコバエ) 口もなく極短命であるという(同展示写真)



土ホタルのさなぎ(同展示写真)



展示パネル:土ホタルの卵→幼虫→さなぎ→成虫


(テ・アナウ泊:ディスティンクション・ラックスモア "Distinction Luxmore")


DAY 8 ルートバーン・トラック: キーサミット・往復ハイキング Hiking to Key Summit about 6 hrs
テ・アナウ→(バス)→ディヴァイド→(トレッキング)→キーサミット→(トレッキング)→ディヴァイド→(車)→クイーンズタウン(泊)



テ・アナウからバスで移動途中の風景:氷河地形「U字谷」のエグリントン・ヴァレー



エグリントン・ヴァレー 掲示板の「自然保護のための行動」についての説明 オーストラリア同様、「外来動植物」の駆除に大変力を入れている



移動途中にあるミラー湖(鏡湖) ここもやはり世界遺産の一部



同ミラー湖(鏡湖) わざわざ名前プレートを逆さに置いてある 水がとても澄んでいる



ミラー湖畔の説明板 自然の生き物たち


ルートバーンの登山口・ディヴァイドからキーサミットへの往復>

キー・サミット登山口・ディヴァイド海抜534m (a.s.l)にある休憩所 事前ストレッチをする人 Who is it ?



登山口にある「ルートバーン」の表示 目的のキー・サミットは往復3時間のコース



登山口にある「ルートバーン」説明版 「このルートを歩くには予約が必要」とある ここでは携帯は使えない



登山口にある「注意事項」と「必要な準備物」 犬、ライフル、自転車、たき火、草花の採集はだめ! 「
身の安全は自己責任」とある



登山口にある「雪崩注意」 5~10月は深雪のため歩行不能とある 低山だが豪雪地帯である



登山口のプレート 1992年2月「ミルフォード・ロード」が完成した記念
大変な工事と長い期間かけて作られた外部との連絡道路である




登山口で ストレッチ、トイレの後、いよいよ登り始める 「ミルフォード・トラック」とは異なり、今回は「ハイキング」のため全員が軽装備
(右端の添乗員T氏だけがレインカヴァー付きの変わらない装備!)




登りの前半は森に囲まれた道がつづく 今回は全員が列を組んでゆるゆると一緒に行動



登山道脇の滝 このルートでは滝は数少ない



森の道からは谷向こうの山が見え隠れする



しばらくして林から低灌木地帯に出る ミルフォード・トラックとは異なり、今回は足場も悪くなく軽めの歩きだ



登山道から見えるオゾンいっぱいの風景



登山道ほぼ中間点にある簡易型トイレ 「サーヴィスの良さ」というより「自然保護」が徹底している ルート閉鎖期は撤去するらしい



さらに上がると登山道からは初雪を残す峰が見えてきた クリスティーナ峰 2474m 氷河の浸食がよく分かる



登山道からみる上弦の月



26年前、ニュージーランド人男性と結婚した日本人女性ガイド(画面中央寄り)は「山だぁ~い好き女性」で説明にも熱が入る
左から
クリスティーナ峰、クロスカット峰、マウント・リトル峰1896m



本日の最高地点まであとわずか 件の女性ガイド氏の熱の入った説明がつづく 右下が添乗員で「顔がコワイ」といわれるT氏



「イェ~!」 
キー・サミットのサイン前で妙にノッているヘンなふたり



山上の湿原に入る 橋は湿原保護のための木道 これもたぶん年間通しての常設ではない



山上の湿原脇にあった説明板 常時日光風雨に曝されているがきれいである



クリスティーナ峰(中央) 山上の湿原の池のお決まり「逆さ・・」の風景 逆さクリスティーナ」 写真家はこういう風景が大好きだ



山上の湿原、池が赤いのは苔かタンニンのせいだろうか? 冬季閉鎖中はこの一帯はすべて深雪の下だ



山上の湿原 ここで昼寝したい雰囲気である



キー・サミット919mにある説明板 ここはほぼ360°見晴らしのきく展望台のような場所 この近くで昼食



ピラミッド・ピーク峰(中央) 北半球・アルプス山脈のクライン・マッターホルンそっくりの南半球の峰 左端はマウント・クリスティーナ



クロスカット峰 まだ初雪が残った状態だが、もうすぐ本格的な冬がやってくると厚い雪に覆われるという コースは当然閉鎖される



クロスカット峰をバックに記念撮影の日本人グループ 山歩きが好きな者たちの全行程約60kmを走破した満足感が表情に出ている (キー・サミット)



氷河期後、氷河が残したと言われる巨岩 キー・サミット919mで 



巨岩脇にある説明板



紅葉した?湿原の苔

また同じ径を引き返し下山する 登山口より専用バスでクイーンズタウン(宿泊ホテル)へ向かう
注:今回の「ルートバーン歩き」は長い行程のほんのさわりである 実際のコースはもっと長く厳しいという



ホテルに向かうバスから見たスゴイ車 屋根上のボート、ソーラー発電、家族分の自転車などを満載した「動く家」!中を覗いてみたい!



途中、トイレ休憩で寄った町のPA傍らの牧場 草を食む南米原産のアルパカ 目が大きくマツゲが長いのでカワイイ



同PA入り口の絶滅した飛ばない鳥「モア」の実物大模型 最高身長は3mだったという



クイーンズタウンで二泊した
シーニック・ホテル 丘中腹にあり、町とワカティプ湖が一望できる 部屋も広く快適である



DAY 9 クィーンズタウン→(ロープウェー往復)ボブズ・ヒル展望台クィーンズタウンAP→(航空機NZ644)オークランドAP

ボブズ・ヒル展望台
へのロープウェー「スカイライン」乗り場 キャビンは4人乗りの小型



ボブズ・ヒル展望台より見下ろす氷河湖
ワカティプ湖 雨上がり直後で虹が掛かった
 




ボブズ・ヒル展望台より見下ろす雨上がりの
クイーンズタウンワカティプ湖 夜景も大変美しい
街中心部そのものは小振りで歩いて回れる大きさである アウトドア派、観光派いずれにも優しい街である



クイーンズタウン エアポート Queenstown Airport
(ZQN)
町からも近い便利な場所にある 中央は先住民族の像 向こうは
リマーカブル山系で冬季はスキー場になる



クイーンズタウンAP 国内各地だけでなく隣国オーストラリアからも定期便が多くある 機体はAirBus社A320



クイーンズタウンAP 空港レストラン一角のショウケースにある機体模型 映画「ホビット」はここニュージーランドで撮影された



クイーンズタウンAP 空港内のカフェ 奥は土産売店

DAY 9 オークランド泊(Heartland Auckland Airport)
空港敷地の傍らにある「トランジットホテル」でレストランはあるが、外は工業団地風で何もない ただ寝るだけの場所である

DAY 10 
オークランドAP→(航空機NZ99)東京成田AP

以前と比べてどーどーんと質が落ちた機内食
参考内部リンク:世界の機内食 AirNewZealand


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(外部リンク)
今回のツアー主催旅行会社:西遊旅行
今回のミルフォード・トレッキング催行会社:Ultimate Hikes, NZ
(参考)ニュージーランド個人旅行情報
NZBreeze
(個人の優れ物サイト)ミルフォードトラック写真館

  
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