DAY 7
ミルフォード・サウンド→(フィヨルド観光船)→ミルフォード・サウンド→(バス)→テ・アナウ→(船往復)→「土ホタル洞窟」→テ・アナウ(泊)
マイター・ピーク・ロッジ
から望む
ミルフォード・サウンド
の早朝 雲の動きが早い
ホテルから歩いて湾沿いの小径を歩いて右奥の
ミルフォード
の埠頭に向かう 湾の向こうに雲が掛かった
マイターピーク峰
が聳える
マイターピーク峰(マオリ名:ラホトゥ)
「男性の山」といわれる 海から突き出た正味1682mの島(山)
ミルフォードの埠頭で待機する観光船 左が私たちが乗った船
昨日サンドフライ・ポイントからここミルフォードに来た船も係留中
船上からミルフォード埠頭(下正面)を振り返る 左手山壁には
ボウエン滝(リレ・ヒネ・テ・アワ)
が見える この滝は雨が降らなくてもある二つの滝の一つ
世界自然遺産:ミルフォード・サウンド
の雄大な景観
→See参考内部リンク:
ノルウェーのフィヨルド Fjord in Norway
垂直に屹立する岩壁 硬い岩だという
後続の観光船 どの船も立ち寄る場所はだいたい同じである
観光船は前進後退しながら細い滝の落下点前まで近づく スキッパー(船長)の腕は流石だ
ノールウェーにも劣らない雄大な
フィヨルド地形
低い流れる雲がすてきである
日が射すとフィヨルドの雰囲気が変わってくる 雲が生き物のように動いてゆく デッキから見ていて飽きない
ダイナミックだが繊細な
スターリン滝
この滝も雨が降らなくてもある二つの滝の残りのひとつ
同
スターリン滝
の下部 飛沫もすごいが、その美しさに見とれてしまう滝である
船内から同滝をみる人々
北半球ノルウェーのフィヨルドを知る者も「南半球のフィヨルドもなかなかのものだ!」といわざるを得ない
群青の海、深緑の木々、低く棚引く雲もここの魅力である 北半球ノルウェー・フィヨルドとの大きな違いは人間の生活(村、教会、牧場)が見えないことだ
先ほど登場した美しい滝のひとつ
ボウエン滝(マオリ名:リレ・ヒネ・テ・アワ
:小川の少女の滝)
フィヨルドと滝に見とれて約1時間半後、また
ミルフォード
に帰着 乗客全員が満足顔である
その後
バスに乗って、長い時間かけて作られた「
ミルフォード・ロード
」を通って
テ・アナウ
(本日宿泊地)に移動
テ・アナウ湖
の遅い午後の風景 湖面を吹き抜ける風はかなり速い カイトがくるくると踊る
テ・アナウ湖脇の解説板 全長65km 面積344平方km 大洋州で淡水湖としては最大 湖面は海抜202m・・とある
なんとテ・アナウ湖畔に「うどん」があった Wow ! "Udon" in the Southern Hemisphere !
テ・アナウ
の街角 落ち着いたこぢじんまりした町である これは土産物店 正面の像は絶滅した鳥「タカヘ」、実物大らしい
なんと先住民が食べ尽くしてしまったという 写真外左側の湖岸埠頭から「土ホタル洞窟」への船(下写真)が出ている
テ・アナウ
から土ホタル洞窟間の往復に乗ったカタマラン(双胴ボート)
夜にテ・アナウ対岸の「
土ホタル洞窟
」見学 (洞窟内撮影禁止)
土ホタル洞窟は内部撮影禁止のため、付属の展示館の展示写真を許可を得て撮影
虫は光を出す真珠の首飾り状の物体を作り、それにに引きつけられくっついた虫を捕食するという
土ホタルの成虫(
キノコバエ
) 口もなく極短命であるという(同展示写真)
土ホタルのさなぎ(同展示写真)
展示パネル:土ホタルの卵→幼虫→さなぎ→成虫
(テ・アナウ泊:
ディスティンクション・ラックスモア
"Distinction Luxmore")
DAY 8
ルートバーン・トラック: キーサミット・往復ハイキング
Hiking to Key Summit about 6 hrs
テ・アナウ→(バス)→ディヴァイド→(トレッキング)→キーサミット→(トレッキング)→ディヴァイド→(車)→クイーンズタウン(泊)
テ・アナウから
バスで移動途中の風景:氷河地形「U字谷」の
エグリントン・ヴァレー
エグリントン・ヴァレー
掲示板の「自然保護のための行動」についての説明 オーストラリア同様、「外来動植物」の駆除に大変力を入れている
移動途中にある
ミラー湖
(鏡湖) ここもやはり世界遺産の一部
同ミラー湖(鏡湖) わざわざ名前プレートを逆さに置いてある 水がとても澄んでいる
ミラー湖畔の説明板 自然の生き物たち
<
ルートバーン
の登山口・ディヴァイドからキーサミットへの往復>
キー・サミット登山
口・
ディヴァイド
海抜534m (a.s.l)にある休憩所 事前ストレッチをする人 Who is it ?
登山口にある「
ルートバーン
」の表示 目的のキー・サミットは往復3時間のコース
登山口にある「ルートバーン」説明版 「このルートを歩くには予約が必要」とある ここでは携帯は使えない
登山口にある「注意事項」と「必要な準備物」 犬、ライフル、自転車、たき火、草花の採集はだめ! 「
身の安全は自己責任
」とある
登山口にある「雪崩注意」 5~10月は深雪のため歩行不能とある 低山だが豪雪地帯である
登山口のプレート 1992年2月「ミルフォード・ロード」が完成した記念
大変な工事と長い期間かけて作られた外部との連絡道路である
登山口で ストレッチ、トイレの後、いよいよ登り始める 「ミルフォード・トラック」とは異なり、今回は「ハイキング」のため全員が軽装備
(右端の添乗員T氏だけがレインカヴァー付きの変わらない装備!)
登りの前半は森に囲まれた道がつづく 今回は全員が列を組んでゆるゆると一緒に行動
登山道脇の滝 このルートでは滝は数少ない
森の道からは谷向こうの山が見え隠れする
しばらくして林から低灌木地帯に出る ミルフォード・トラックとは異なり、今回は足場も悪くなく軽めの歩きだ
登山道から見えるオゾンいっぱいの風景
登山道ほぼ中間点にある簡易型トイレ 「サーヴィスの良さ」というより「自然保護」が徹底している ルート閉鎖期は撤去するらしい
さらに上がると登山道からは初雪を残す峰が見えてきた
クリスティーナ峰
2474m 氷河の浸食がよく分かる
登山道からみる上弦の月
26年前、ニュージーランド人男性と結婚した日本人女性ガイド(画面中央寄り)は「山だぁ~い好き女性」で説明にも熱が入る
左から
クリスティーナ峰、クロスカット峰、マウント・リトル峰
1896m
本日の最高地点まであとわずか 件の女性ガイド氏の熱の入った説明がつづく 右下が添乗員で「顔がコワイ」といわれるT氏
「イェ~!」
キー・サミット
のサイン前で妙にノッているヘンなふたり
山上の湿原に入る 橋は湿原保護のための木道 これもたぶん年間通しての常設ではない
山上の湿原脇にあった説明板 常時日光風雨に曝されているがきれいである
クリスティーナ峰
(中央) 山上の湿原の池のお決まり「逆さ・・」の風景
「
逆さクリスティーナ
」
写真家はこういう風景が大好きだ
山上の湿原、池が赤いのは苔かタンニンのせいだろうか? 冬季閉鎖中はこの一帯はすべて深雪の下だ
山上の湿原 ここで昼寝したい雰囲気である
キー・サミット
919mにある説明板 ここはほぼ360°見晴らしのきく展望台のような場所 この近くで昼食
ピラミッド・ピーク峰
(中央) 北半球・アルプス山脈のクライン・マッターホルンそっくりの南半球の峰 左端はマウント・クリスティーナ
クロスカット峰
まだ初雪が残った状態だが、もうすぐ本格的な冬がやってくると厚い雪に覆われるという コースは当然閉鎖される
クロスカット峰をバックに記念撮影の日本人グループ 山歩きが好きな者たちの全行程約60kmを走破した満足感が表情に出ている (キー・サミット)
氷河期後、氷河が残したと言われる巨岩 キー・サミット919mで
巨岩脇にある説明板
紅葉した?湿原の苔
また同じ径を引き返し下山する 登山口より
専用バスでクイーンズタウン(宿泊ホテル)へ向かう
注:今回の「ルートバーン歩き」は長い行程のほんのさわりである 実際のコースはもっと長く厳しいという
ホテルに向かうバスから見たスゴイ車 屋根上のボート、ソーラー発電、家族分の自転車などを満載した「動く家」!中を覗いてみたい!
途中、トイレ休憩で寄った町のPA傍らの牧場 草を食む南米原産のアルパカ 目が大きくマツゲが長いのでカワイイ
同PA入り口の絶滅した飛ばない鳥「モア」の実物大模型 最高身長は3mだったという
クイーンズタウンで二泊した
シーニック・ホテル
丘中腹にあり、町とワカティプ湖が一望できる 部屋も広く快適である
DAY 9
クィーンズタウン→(ロープウェー往復)
→
ボブズ・ヒル展望台
→
クィーンズタウンAP→(航空機NZ644)
→
オークランドAP
ボブズ・ヒル展望台
へのロープウェー「スカイライン」乗り場 キャビンは4人乗りの小型
ボブズ・ヒル展望台より見下ろす氷河湖
ワカティプ湖
雨上がり直後で虹が掛かった
ボブズ・ヒル展望台より見下ろす雨上がりの
クイーンズタウン
と
ワカティプ湖
夜景も大変美しい
街中心部そのものは小振りで歩いて回れる大きさである アウトドア派、観光派いずれにも優しい街である
クイーンズタウン エアポート Queenstown Airport
(ZQN)
町からも近い便利な場所にある 中央は先住民族の像 向こうは
リマーカブル山系
で冬季はスキー場になる
クイーンズタウンAP 国内各地だけでなく隣国オーストラリアからも定期便が多くある 機体はAirBus社A320
クイーンズタウンAP 空港レストラン一角のショウケースにある機体模型 映画「ホビット」はここニュージーランドで撮影された
クイーンズタウンAP 空港内のカフェ 奥は土産売店
DAY 9
オークランド泊(
Heartland Auckland Airport
)
空港敷地の傍らにある「トランジットホテル」でレストランはあるが、外は工業団地風で何もない ただ寝るだけの場所
である
DAY 10
オークランドAP→(航空機NZ99)
→
東京成田AP
以前と比べてどーどーんと質が落ちた機内食
参考内部リンク:
世界の機内食 AirNewZealand
Quick link:
DAY 1
DAY 2
DAY 3
DAY 4
DAY 5
DAY 6
DAY 7
DAY 8
DAY 9
(外部リンク)
今回のツアー主催旅行会社:
西遊旅行
今回のミルフォード・トレッキング催行会社:
Ultimate Hikes, NZ
(参考)ニュージーランド個人旅行情報
NZBreeze
(個人の優れ物サイト)
ミルフォードトラック写真館
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