湖水地方・SL保存鉄道・キースリー&ワース ヴァレー鉄道(英国)
"Keighley & Worth Valley Railway"



キースリー(Keighley)駅は保存鉄道の出発点 此処は通常鉄道の駅でもある 近隣の大きな駅はリーズである





キースリー駅の改札口 この日は便数が少ないため、私たちは1時間20分ほど待った 写真は駅員、執事風のもみあげがイイ
 この鉄道は社員のほとんどが中高年、鉄道会社をリタイアしたような「鉄道フリーク」で運営されているらしい
そのほとんどはヴォランティアだそうだ 仕事中、皆嬉しそうな顔をしている





キースリー駅での機関車の入れ替え風景 煙がウワーと上がる SL好きは一斉にカメラを向ける
右のオジさんはシャッターを切った後、振り向いてニヤッと笑った




機関車の入れ替えを待つ乗客 何故か中高年が圧倒的に多い





機関車の入れ替え風景 機関士が身を乗り出してバック、ゆっくりと客車に近づく 機関車先頭にも旗振り係がいる





機関車の入れ替え風景 超微速で後進する





機関車の入れ替え風景 ガシャーンと音がして連結完了





連結後、機関士が計器類を確認する 誇らしげな「British Railways」のエンブレム 昔は堂々と幹線を走っていたSLである





機関士が計器類を確認し、石炭をくべる





機関車運転席 カマの火が燃え上がっている





キースリー駅 乗客が乗り込む 木製ドアの雰囲気がイイ





キースリーはレトロな雰囲気の駅だ 中央の電話ボックスも時代物 駅員の服も髭も何だか懐かしい姿である
プラットフォームでただ一つの売店 左側のスナックにはビールなど酒類は置いていない 右は本屋兼土産物店




全て木製の客車内の様子 何だかホッとする人間的な温かみがある





客車のテーブル 地図と全駅名、見所をはめこんである





車掌室 窓から身を乗り出す車掌 この時代感がよい





最初の駅 Ingrow West 駅舎はすべて石造り





二つ目の駅 Damems 花がいっぱい





三つ目の駅 Oakworth




四つ目の駅 ハワース Haworth  待ち時間に客と談笑する駅員 ほとんどの客は「エミリー・ブロンテ」に会うため当駅で下車する





ハワース駅 笛を吹いて出発の合図をする駅員 次は終点のオクセンホープ(Oxenhope) 当路線の全長はたった約5マイル(約8km)!





ハワース駅 汽車が出ると駅員は方向表示を反対側の駅名のプレートに替える
電光掲示板もなく、アナログ感が素敵である 単線であるが、列車が一編成しかないので正面衝突は絶対ない





ハワース駅 左から「身障者+ベイビーベッド」、男性用、女性用トイレの何となくカワイイトイレ群
かなり昔に出来た駅だが、その頃からこういう設備があったのは驚きだ




ハワース駅のホール 時刻表の黒板がすべて手書き!である
この鉄道は時期、曜日によって4種類の時刻表(下写真)がある



(注:写真には写り込みや掲示紙の歪みがあります)





ハワース駅の表側 落ち着いた雰囲気である 駅前にはスーパーマーケットのお店が一軒だけで田舎の雰囲気だ
この横から「ブロンテ姉妹」縁の家、教会まで石畳の長い坂を上がる バスはあるが便数が少ない





駅構内掲示の「鉄道員ヴォランティア」募集広告
何だか二次大戦中の軍隊の募集広告のようである



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