ペール・ラシェーズ墓地 (2)
Cimetiere du Pere-Lachaise, Paris, France
墓地内丘上にあるチャペル
チャペル前のベンチ 日本の墓地のイメージとは異なる
伝説のシャンソン歌手 エディット・ピアフ （家族墓） Div.97
ピアフは1963年に亡くなったが未だに人気がある お参りする人が絶えない
イタリアの画家 モディリアニ Div.96
アイルランドの詩人・作家・劇作家 オスカー・ワイルド（中央の像のある墓） オックスフォード大首席卒業 数奇な人生 Div.89
1900年に亡くなったが、現在でも老若男女を問わずすごい人気で、後から後からお参りが絶えない 日本の作家にも多大の影響
ワイルドの墓横には多くの女性？によるキスマークが！ 「墓に悪戯をしないように」という注意書きがあった
フランスのエンジニア ジョセフ・スピース Joseph Spiess （家族墓）
ドイツのツェッペリンより早く1873年に「飛行船」のパテントを取った 墓のレリーフにも飛行船
フランスの画家・彫刻家 マリー・ローランサン 名女優ジャンヌ・モローの養母 パステル・カラーの画風で有名
ナポレオン時代のフランス海軍高官 ドニ・ドゥクレ 概して軍人の墓は威圧的な物が多い
コロンバリウム（集合墓地）入り口 各墓が図書館の書棚のように並ぶ
集合墓地にある作曲家ポール・デュカのブロック 大きな建物の壁にロッカーのように埋め込まれている 数字は墓番号
コロンバリウム（集合墓地）から見た火葬場 写真をとっている時もどこかの遺族が待っていた
シャンソン歌手・俳優のイヴ・モンタンと名女優シモーヌ・シニョーレの夫婦墓 超有名人の割にはシンプルな墓 Div.44
区画によってはこのような礼拝堂（チャペル）式墓が多い 主に家族墓である
シャンソン歌手 ジルベール・ベコー この人も人気がある人でお参りする人もかなりいた Div.45
筆者は1985年アルジェでコンサートを聴いたが、曲間にステージそでに入ってはタバコを吸う「超ヘビースモーカー」であった
墓地内「ドラクロワ通り」道路標識
画家 ウジェーヌ・ドラクロワ ロマン主義 学校の教科書にも登場する「民衆を導く自由の女神」が代表作 Div.49
なかなか味のある礼拝堂墓
作家 オノーレ・バルザック 「ゴリオ爺さん」「谷間の百合」 Div.48
画家 ジャック・ルイ・ダヴィッド 新古典派 ナポレオンの主席画家 代表作「アルプスを越えるナポレオン」 家族墓 Div.56
数度の失脚でブリュッセルに亡命 ルイ16世の処刑に賛成したため、ブリュッセルの墓の遺体は帰国できず、当墓地には心臓だけが埋葬される
フランスの作曲家 ジョルジュ・ビゼー パリ音楽院 「ローマ大賞」を受賞しローマへ留学 Div68
リストが彼のピアノを絶賛したがオペラを目指した 「カルメン」「アルルの女」 家族友人が建てた墓 享年36歳
画家 ジョルジュ・スーラ 印象派 点描技法 代表作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」 家族墓 Div66
作曲家 フランシス・プーランク 「フランス6人組」の一人 家族墓 Div5
イタリアの作曲家 ジョアキーノ・ロッシーニ 「セヴィリアの理髪師」 家族墓 Div4
チェコの作曲家 アントニーン・レイハ パリ音楽院教授・作曲家
ハイドンに師事 ベートーヴェンの友人 リスト、ベルリオーズ、フランクの師
フェルディナンド・ド・レセップス 外交官、実業家、スエズ運河を建設 波乱の人生 家族墓 Div6
墓地内の通りの様子 墓参りの車しか入れない
＜上記写真以外の当墓地の主な埋葬者＞
注：墓地の区画は管理事務所（Porte du Repos）で無料で手に入るマップ、又は場内の掲示板に記載
