トロイ遺跡
BC3000〜BC1200
トロイ戦争・伝説から復元された「トロイの木馬」 現在では伝説と歴史は異なるということが定説となっている
古い映画「トロイのヘレン」ではロッサナ・ポデスタが美しく、オールドファンの語りぐさになった

衛星から見たトロイ(Google)

--世界遺産--
World Heritage



トロイは衆知の如く数千年かかって多くの層(第一市〜ローマ時代・第九市)から成り立っている




入り口付近に野外展示の水道管と水瓶




トロイは平原を見下ろす丘陵地にあり、遠くにダーダネルス海峡が望める
ポツンと取り残された円柱とのんびりした野良犬




門の付近はカーブが付けられ攻めにくい工夫がされている




いちばん古い第一市(BC3000〜2500)とみられる石積み




「悪名高い」シュリーマン発掘の場所
考古学では時代毎に分かるように縦に発掘するのが常識だが、
素人であるシュリーマンは財宝欲しさに横に掘っていった
このため学問的には意味のない発掘となり、現代考古学への警鐘となった
またシュリーマンについては他の悪いうわさも絶えない





遺跡の樹上にいた子猫ほどのリス、観光客にもまったく動じなかった




遺跡中もっともすごい場所、第一市から第九市までが一枚の写真に収まっている
(画面中の番号札がそれぞれの層を示す)


説明はトルコ語、ドイツ語、英語でBC300ごろの井戸、元の深さ37.5m、現在の深さ27.65m、1994年修復とある





栄えた市の石畳も今は荒れ果て野草が咲いている








復元できるのか心配になるほどの瓦礫の山とのびのびした野良猫


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CAMERA: SONY F828
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