シナイ山の夜明け
あの預言者モーゼも見た?朝陽(10月中旬)
The Sunrise on the Mt.Sinai, Egypt 本名:ガバル・ムーサ=モーゼ山、標高・Height:2285m



早朝4時45分、白み始めた東の空には明けの明星(中央上)が一段と輝く
(Sony DSC-F828)






次第に空が明るくなってゆく
(Sony DSC-F828)






5時45分、朝陽が上部の雲を染めながら昇る
(Sony DSC-F828)






白みゆく幾重もの山稜上に雲をとりこむ光彩が幻想的
(Sony DSC-F828)





山の稜線を浮かび上がらせながら日は昇る
(Sony DSC-F828)






まわりの山は朝の光に照らされ、その姿を現してゆく
(Sony DSC-F828)






手前の岩の向こうはほぼ垂直に数百mも落ち込んでいる
(Sony DSC-F828)






暗いうちから山頂に登った人々は、自然の素晴らしさに感嘆の声を上げ盛んにシャッターを切る
(Sony DSC-F828)






<登山される方へ>
 シナイ山は2285mの山なので、平素山歩きをしない人でも時間をかければなんとか登れます。途中に何カ所も「休憩所・お休みどころ」があり、飲み物食べ物は売っていますが、水は下から多めに持参した方が良いでしょう。(ミネラル・ウォーター:1.0L、前後、チョコレートやちょっとしたビスケットくらいは持って行った方がいいかも。)
 
 たくさんの観光用ラクダが、狭い道を一緒に登るので、足下の糞を含めて注意が必要です。ご来光を見るには、下部の聖カテリーナ修道院を夜中の2時〜2時半頃には出発しなければなりません。靴は軽キャラバン靴か履き慣れた運動靴がよいでしょう。鎖も触れられるよう出来たら軍手があればよいでしょう。

 登りは通常3-4時間と言われていますが、脚力によって差がありますので、時間は調整ができます。因みに筆者は途中は一回5分くらい休んだだけで、登り口からちょうど2時間で頂上に着きました。その代わり汗だくだくでした。(足の弱い人は事前に近隣の山に登るなど、少し足を鍛えた方が良いでしょう。)

 必需品は懐中電灯(頭に付けるタイプが手が空くのでよい)、セーターとウィンドブレーカーです。汗をかいた後は、風に吹かれると風邪を引きやすいので、下着の替えがあった方が良いでしょう。冬に登る方は重装備が要ります(日本の冬山の装備に準じる、例:ダウンのジャケット、厚手のソックス、魔法瓶、非常食など)

 
注:写真を撮る方は暗い内はレンズの明るいカメラか、小型三脚か一脚の方が写真が決まります。


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