オランダの政治的中枢・デンハーグ:ビネンホフに隣接したマウリッツ・ハウス国立美術館(写真左奥) |
||
マウリッツ・ハイスの至宝・大作、レンブラントの「ニコラス・トゥルプ博士の解剖学講義」 (注:画面左上に天井からの光線の反射があります) |
||
ペーター・パウル・ルーベンス「聖母被昇天」 (注:画面右上に窓の写り込みがあります) |
||
ペーター・パウル・ルーベンス (2006年9月皇太子夫妻が来館された折り、気に入ってご覧になったという作品) |
||
ハンス・ホルバイン・ヤンガー(弟) 「ジェーン・シーモア」 英国王ヘンリー8世の3番目の妻 同様の絵がウィーン美術史博物館にある (注:画面右上に窓の写り込みがあります) |
||
ヨハネス・フェルメールの絵が何枚もある部屋 (左が「デルフトの眺望」、右が「ダイアナと仲間たち」、「真珠のイアリングの少女」は右下の解説ヘッドフォンの男性が見ている) |
||
国宝的価値のヨハネス・フェルメールの大作:「デルフトの眺望」 この絵は写真で見てもその良さは分からない 傍でしっかり見るしかない絵である (注:画面上部に電球の写り込みがあります) |
||
ヨハネス・フェルメール:「ダイアナと仲間たち」 |
||
ヨハネス・フェルメール:「真珠のイアリングの少女」(青いターバンの少女) |
||
ヨハネス・フェルメール:「真珠のイアリングの少女」部分拡大 係りの婦人の話では、この絵はあまり海外に出さないそうで、数年前の日本特別展は例外的だそうである 「トローニー」なので実在のモデルはいないというが、これほど魅力的な作品は他に多くない 1665年制作 サイト・オーナー一押しの名作 The charm of "Girl with pearl earring" |
||
アムステルダム国立美術館(RijksMuseum)(オランダ・アムステルダム) RijksMuseum, Amsterdam, NL |
||
ここを見ずして美術館巡りは語れない(全館フラッシュなし撮影はOK) レンブラント、フェアメーア(フェルメール)、ルーベンスなどの他、「古き良き・共和制時代・航海時代」の展示品が集められている |
||
レンブラントの部屋 人は自然とここに集まってくる |
||
レンブラントの部屋の鑑賞者たち 時間を掛けて食い入るように見て回る |
||
レンブラントの超大作にして名作「夜警」、修復の結果、設定が夜ではなく昼だった−という曰わく付きの作品 よく見ると下の方に修復の跡が何カ所も見える 「狂人」に切られて日・蘭合同チームが修復したという 係りの中年婦人は私たちが日本人と分かると、傷の箇所を指し示しながら「日本人も参加したのよ」と微笑んで教えてくれた |
||
|
||
上の「夜警」中のただ一人の女性はレンブラントの若い愛妻サスキアと伝えられる 彼女は29歳で夭逝した Johannes Vermeer |
||
ヨハネス・フェルメールいちばんの傑作といわれる「牛乳を注ぐ女」(英題:MilkMaid) 静の画面の中に流れるミルクだけが動である |
||
ヨハネス・フェルメール:「小路」として知られているデルフトの家並み,1658 |
||
ヨハネス・フェルメール:手紙を読む女、1663 |
||
ヨハネス・フェルメール:ラヴレター、1669-70 |
||
フェルメールを凝視する人々(三点とも) <共和国時代> |
||
フランス・ハルス+ピーテル・コッデ「やせ細った中隊」 ゴッホが1885年に見て絶賛した絵、ハルスの書いた部分はずば抜けた表現力だという(例:左端の人物) |
||
左・当時のオランダ商船の模型 |
||
全盛期のオランダが世界から集めた金・銀器類 国立フィンセント・ファン・ゴッホ美術館(オランダ・アムステルダム) Rijksmuseum Vincent Van Gogh, Amsterdam, NL |
||
「国立」だけあって、ゴッホの作品が大量に展示されている また同時代の他の画家の作品も少しだが展示されている ゴッホの「サン・レミ時代」の展示室 展示された絵は時代ごとに分類しているので、変遷なども大変わかりやすい |
||
レンブラントの家(右のレンガの家・中央が入り口/オランダ・アムステルダム) Museum Het Rembrandthuis, Amsterdam, NL |
||
レンブラントが破産して手放すまで20年間住んでいた家(右) 今年(2006)が生誕400年で大々的にイヴェントが組まれている 「家」と言うよりむしろ美術館といってよく、またアトリエや寝室など当時の様子が綿密に時代検証再現されている 彼の絵もかなり展示されるが、同時代の他の画家の作品も並んでいる ルーベンスの家(ベルギー・アントワープ) Rubenshuis, Antwerpen, Belgium |
||
ここも「家」だが、当時の工房、居室だけでなく、かなりの大作が展示される美術館である かなり広い工房では弟子たちを含め、絵を大量生産した様子が想像できる(全館撮影禁止) アントワープ王立美術館(ベルギー・アントワープ) Koninklijk Museum voor Schone Kunsten, Antwerpen, Belgium |
||
「ルーベンスの絵を見るならここ!」-というくらい超大作が中央の数室に充実している ただルーベンスは工房で「大量生産」されたため、出来にかなりムラがある もちろん他のドイツ、フランドル派のコレクションもすごい(写真は入り口のホール) Musee Royal des Beaux-Arts, Bruxelles, Belgium |
||
ブリュッセル王立美術館の一階部分(ベルギー・ブリュッセル)(写真撮影フラッシュなしで可) |
||
ルーカス・クラナッハ:アダムとイヴ(ブリュッセル王立美術館) |
||
マセイス:聖アンナの家族(ブリュッセル王立美術館) この美術館のキリスト教関係の絵画は収集量でも質でも群を抜いている 宗教画研究者・マニアには必見の美術館 |
||
日本ではあまり知られていないルーベンスの黒人画、他の美術館も含めて数枚ある |
||
ペーター・パウル・ルーベンス さすが地元だけあって彼のコレクションは充実している とても今回撮影した全部の作品は掲載できないが、このような見上げる超大作が揃っている |
||
開館中も女性によって修復が進行中だった 息を止めた細かい作業は、傍で見ているだけで神経がすり減りそうであった |
(C)2006 All Rights Reserved by Kenji Kakehi
Digital camera: SONY F828