チェコ・プラハのヴルタヴァ川(通称モルダウ)、カレル橋と旧王宮(右上)

 チェコは最近EUに加盟した旧社会主義国である 東京オリンピックのあの体操の女王・チャスラフスカもここの人である わたしが行った2003年は社会主義が崩壊してから数年後である まだまだ前の時代の残滓がある雰囲気であったが、人々の表情はことのほか明るかった 旧ソ連の支配から抜け出られたお陰であろうか?

 クラシック・ファンの私はこの国が大好きである 私の「大好きな三大オーケストラ」のひとつチェコ・フィルを本拠地のホールで堪能できた また大好きだった今は亡き大指揮者・カレル・アンチェル(アウシュヴィッツ収容所の生き残りユダヤ人)の墓参りも出来た またこの国が生んだドヴォルザークやスメタナの家(博物館)も訪問し彼らの墓参りもできた あの天才モーツァルトがヴィーンより愛した町でもある

 このたびの旅ではさらにこの町から電車に乗って「現代ビールの発祥地・ピルゼン」の「ウルケル・ビール」本社工場にも行き、地下ケラーでできたて生ビールもいろいろ堪能できた 車窓から見るこのヴルタヴァ川も豊かな川であった

 写真でも雰囲気が分かっていただけると思うが、この町はネオンサインも高速道路も目に付かない数十年前から変わっていないと思われる中世風の落ち着いた雰囲気である すり減った石畳の舗道も滑るのに気をつければ歩くにはふさわしい町である まことに首都プラハはチャーミングな町である こんな何度も行きたい町もそんなに多くはない

--世界遺産--
World Heritage

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旅のイマージュ    
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