オーストラリア大陸の真ん中に大きな岩(群)が二つある ひとつが映画でも有名になった通称「エアーズ・ロック」、正式名「ウルル」がある ウルルは先住民アボリジニの呼び名だ この大きな一枚岩から10kmほどの所にもう一つ通称「オルガ」、正式名「カタチュタ」がある これは一枚岩ではなく、上写真のようにいくつかの岩群からなる ここもウルル同様アボリジニの聖地(聖域)になっており、ここに入るには、国立公園入り口で「入山料」を払わなければならない その金が彼らに還元されている いわば使用料だ 筆者はウルルもここもそれぞれ3回訪れたが、何度見ても魅力がある 特に夕焼け時に岩が真っ赤に染まるのは感動的だ しかしこれもいつもではなく、赤くならずにそのまま暗くなることもあった 「赤くなる」いくつかの条件があるらしい 日没時になると、近くの保養地でレゾート地のユララから自家用車やバスを連ねて夕焼けを見に来る その人数は半端ではない そういう知られた日没時である (ノーザンテリトリー州、オーストラリア) |