このたびのたび・世界文化遺産・フェズ・カスバの鞣し革工場（モロッコ）

世界文化遺産・フェズ・カスバの鞣し革工場（モロッコ）

当地には「なめし革」の伝統がある　この古都フェズにはむかしそのままの旧市街（カスバ）の一角にこの伝統的作業場があった
写真はその「作業場兼製作場兼店舗」の屋上から撮ったものである　なめしの作業過程では鼻を突く強烈な悪臭が町に漂う
見学者は皆思わず息を止めるくらいその臭いは激しくきつい　それでも入場時にもらったミントの枝を鼻の穴につっこむので、
なんとか我慢できるくらいには緩和される　驚いたことに、作業している人たちは何もないかのように笑って作業しているのである
いくら仕事のためとはいえ、「慣れ」とはすごいものである　この写真を見るたびに筆者はその悪臭まで思い起こすのである

モロッコの世界遺産

モロッコ王国　（赤色は当サイト「写真館」等に写真が掲載されている）
1.	フェス旧市街	文化遺産 / 1981 / (ii)(v)
2.	マラケシ旧市街	文化遺産 / 1985 / (i)(ii)(iv)(v)
3.	アイット-ベン-ハドゥの集落	文化遺産 / 1987 / (iv)(v)
4.	古都メクネス	文化遺産 / 1996 / (iv)
5.	ヴォルビリスの古代遺跡	文化遺産 / 1997 / (ii)(iii)(iv)(vi)
6.	テトゥアン旧市街（旧名ティタウィン）	文化遺産 / 1997 / (ii)(iv)(v)
7.	エッサウィラのメディナ（旧名モガドール）	文化遺産 / 2001 / (ii)(iv)
8.	マサガン（アル・ジャジーダ）のポルトガル都市	文化遺産 / 2004 / (ii)(iv)