大韓民国の風景と史跡(二)
慶州歴史地区古墳群 柳一族の安東河回村 丹陽石門嶋漂三峰 世界遺産・李王家宗廟 南北休戦ラインの統一展望台



慶州歴史地区には無数の大小円墳が散在し、独特の光景を繰り広げている 撮影時は草刈りをしていた






慶州・佛國寺境内の「舎利梅」 幹が大変白い 「舎利」は釈迦のお骨の意










韓国第二の町プサンは港町 日本だけでなく近隣各地にフェリーがでている また秀吉軍はこの近くに上陸し全土を蹂躙したという歴史もある (OlympusMyu830)



釜山(プサン)・チャガルチ市場のオモニたち お喋りを楽しみながら仕事はちゃんとする働き者である (OlympusMyu830)









安東河回村の入り口で作業する彫刻家 韓国にはこういう顔のデザインが多い





安東河回村の入り口にある記念館には、英国エリザベス二世女王が当地を訪問したときの写真パネルが展示されていた






忠清北道・丹陽の南漢江にある「嶋漂三峰」(上)と石灰岩の「石門」(下)







ソウルにある李王家の宗廟の門


初代李成桂以後の歴代王族が祀られる宗廟正殿


霊廟にふさわしい広い敷地と鬱蒼と木が生い茂る静寂な場所である







ソウルの中心部にある「清渓川」 川をいったん埋め立てて道路にしたが、もう一度人工川に戻した特殊な例
 水は下水の再生水というが、この大都市に緑と市民憩いの場を提供し、さらに夏の気温を数度下げたという
(OlympusMyu830)





リムジンガン(イムジン川)にあるオドゥサン統一展望台(標高118m) 館内には「北」関係の展示品が多い


「望郷」・・展望台から「北」をじっと見る人たち 「北」出身者なのか、「北」に親族がいる人なのだろうか?


展望台館内の模型展示 向こうが「北」側である



統一展望台(標高118m)から見た景色 向こう側が「北朝鮮」、手前が韓国軍の物と思しき施設 晴れた日には対岸の村の様子もよく分かるという

「イムジン河」の説明(Wikipedia)

上のサイトを見ると、日本人に良く知られるフォークのこの歌は「南」の立場から歌詞が書かれるが、もともとは「北」で作られ、
その立場で歌詞が書かれていてまったく異なる曲である 発表時には「放送禁止」になった大変「政治がらみ」の歌である

イムジン河 水清く とうとうと流る
水鳥 自由にむらがり 飛び交うよ
我が祖国 南の地 想いははるか
イムジン河 水清く とうとうと流る

北の大地から 南の空へ
飛び行く鳥よ 自由の使者よ
誰が祖国を 二つに分けてしまったの
誰が祖国を 分けてしまったの

イムジン河 空遠く 虹よかかっておくれ
河よ 想いを伝えておくれ
ふるさとを いつまでも忘れはしない

イムジン河 水清く とうとうと流る

(「ごんべ007の雑学村」より転載)http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/imujingawa.html


イムジンガンの 澄んだ水は 流れ流れて 下り
水鳥たちは 自由に行き来して 飛んで行くにもかかわらず
わたしの故郷 南の地 行きたくても 行けないから
イムジンガンの 流れよ 恨みを載せて 流れるのか
河を越えた 葦原では 鳥だけが 悲しげに 鳴き
乾ききった野では 草の根を 掘っているにもかかわらず
協同農場の 稲穂の海は 波打つように踊っているから
イムジンガンの流れを 引き裂こうとしても 引き裂けないだろう



(「教えて!Goo」掲載の原詩訳より転載)
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1731184.html







 
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