タホ川対岸より望むトレドの町 ここは三方をこの川に囲まれた丘の町の魅力がすべて感じられるスポットである 丘中央はアル・カサル、左がカテドラル
町のどの路地からもカテドラルが姿を現す この塔は町のシンボルといってよい
13c前半、フェルディナンド3世の命によるフランス・ゴシックのこのカテドラルは1493年に完成した
カテドラルの宝物室には、コロンブスなどが新大陸から持ち帰った大量の金銀財宝が並ぶ
町のどの一画も石に囲まれ、時の流れが止まった感じである 杖をつく老人の歩みも緩やかである
此処の代表的な工芸品は金象眼の「ダマスキナード」である いかにもイスラム的なその緻密な模様と技巧は驚異的でさえある
工房は見学可能で、傍らの店で即売もしている
町を取り巻く丘上の道から見下ろしたサン・マルティン橋、脇の車がなかったら中世そのものである
サン・マルティン橋の上から見上げる丘上のトレド、防備を考えて急峻な地形を利用して町づくりをしている
Location:Toledo(World-Heritage), Espana Date:Nov.22, 2007 Digital camera: Sony F828
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