オランダ地方都市の風景－運河と風車とヨット（アルクマール）
オランダ地方都市の風景－運河と風車とヨット（アルクマール）
| 「地球は神が作ったが、オランダは人間が作った」といわれるほど浅い海を干拓して土地を作ったオランダ人 空から見ると日本の有明海や八郎潟干拓地どころではない広大な土地が広がり、無数の運河が張り巡らされている そういう場所はまさにずっと「海との闘い」であったという 堤防から浸み出してくる海水を風車の動力で排水し続けてきた そういう風車も現在では電力に取って代わられたが、減ったとはいえ今でも各地で観光用、粉ひきなどで 健在である そういうふつうの光景に入ってくるのが、モーターボートでありヨットである 特にヨットはかなりの家庭が保持しているらしく、休日にはこのような家族の姿が多く見られる 余談であるが、オランダはまた「自転車王国」である アムステルダムのような大都市でさえも車道、歩道の間に立派な自転車専用道がある 人、自転車、車が相互干渉しない また堤防の土手の上を家族が自転車に乗ってサイクリング（ピクニック）をする姿が多く見られる エコでもあり自然とともに生きてきた市民の姿が見て取れる 国は大きさ、工業生産量だけが価値の基準でも幸福のバロメーターでもないことを教えてくれる |
